2ntブログ

勉強とは何かね?

朝刊
03 /29 2009
日本は「友情」、欧米は「知識」=学校の意義で若者調査-内閣府
 こう書かれるとまさに日本の若者には修学意欲が無いように見える。しかし、そもそも物心がついた時から文科省に与えられた様式とあの内容は勉強なのか。まあ読み書きそろばん(計算力)は子供には価値がわからなくても重要なので椅子に縛り付けてでも勉強させることはいいことだと思う。だがそこから先が問題ではないだろうか。どこのラインかは忘れたけど、学校の勉強という物に無意味さを感じるラインがある。そのラインを越えた学校の言う勉強は知識の習得よりも、受験という大きなクイズ大会への対策のように感じていた。まあ発展途上国であるなら、親も学が無いのでそういった一律強制で国が「これが学問だ」と押しつけるのはいいだろう。あの形は国民の教養の底上げには一番手っ取り早い。だから昔の日本の役人もそうしたのだろう。その為か今の学校教育は教えなければいけないことを教えず、変にマニアックな知識を詰め込むことを若者に強要してるように感じる。
 例えばこれからの時代にはパソコンは必須である。だから基礎教育にパソコン知識は必要だし、裁判員制度が始まる以上、法律に関する教育も基礎教育には必要になる。さらに国民に納税の義務を叫びながらも納税のシステムと仕方を基礎教育で教えていない。しかもこの納税のシステムが結構面倒臭いにもかかわらずだ。昔の野良仕事を子供に手伝わせて学校に行かせない農家ばかりだった時代なら、今のような教育内容と強制もわかるが社会も多様化し、夜働くことのなかった農家ばかりの時代と違い親が夜の勤めに出ることもある今の時代では色々制度疲労が出ていることだろう。
 それに日本の若者ほど、新しいものに興味を抱き学ぼうとする連中もいないと僕は思う。それを政府は決して「知識」とは呼ばないだけで、日本人はいつの時代も新しい知識や刺激には貪欲である。それこそ欧米の言う「知識」というものではきっと日本の若者も劣っていないだろう。要するに学校の勉強と言うものが時代に合わず退屈なものだということだ。
 良く昔から不良は勉強しないと言われてきた。しかし、彼らは本当に無知であっただろうか。車やバイクの好きな不良達のその機械への知識はプロの整備士に匹敵するほどのものを持っていたりと、僕も若い頃にそういった人達と出会い様々な知識を教えられた。その時に「この人達が落ちこぼれだと?!」何を基準に知識と言っているのだ、政府も僕も含めた受験ジャンキーどもはと不満に思ったものだ。
 バイクに乗る不良は授業に退屈する。それは本当にいけないことだろうか。彼らが欲してる教育を与えてやれば退屈などするだろうか。いっそ退屈な授業ではなくさっさとエンジンなどを学ばせてあげればいいのだ。あの退屈な授業や勉強と言われる行為に頭のいい人ほど無駄なことだと理解してるだろう。しかしそれをしなければ良い大学へはいけない。いやいやながらも自分の心を殺して無駄だと思う知識を詰め込んでいく。本当に学びたいものを大学で学ぶために。いや、何をしたいのかわからないけど、とりあえず大学へ行くことが正しいらしいので自分を騙しながら。
 そんなわけで僕は車やバイクの整備や構造を知ることを「知識」とは呼ぶが、文科省の教科書の内容は知識ではなく、クイズ問題集だと思ってる。まあマニアックな事に答えたい人間なら喜んで学んでいればいいだろう。個人の価値観でどちらをとるか選んだらいい。とにかく言いたいことは文科省の知識は知識ではないということだ。
 こう文科省の言う知識を知識でないと仮定すると、日本の若者が知識を育む意識が低いかという調査はまた変わるだろう。若者達は興味のある知識に関してはいつの時代も貪欲だ。今の若者達はネットや携帯を自在に扱っている。僕らが子供の頃のコンピュータと言えばファミコンのAボタンBボタン十字キーにセレクトボタンとスタートボタンくらいなものだ。僕などは今の携帯など複雑でろくに使いこなせていないが若者はあの使いづらいキーで長文を打てるのだから尊敬する。しかし、政府はそんな携帯やネットの知識に点数はつけてはいないのだ。
 では聞こう。これからの時代ネットやパソコンを使えないでも生きていけるのか。いや生きてはいけるだろう。しかし、生活の格差が生じ、パソコンも持てない家庭の子供は完全に時代に取り残されてしまうだろう。知識とは昭和時代に青春を送った文科省が決めるものか。パソコンもネットのない時代の方を長く知ってる人間達の感覚で必要な知識という枠を決めてしまっていいのか。
 中学の学校に退屈してる生徒がいたなら、工業高校や商業高校の見学にでも出して見ればいいし、専門学校を回ってみるのもいい。会社見学や会社のお手伝いをさせてみるのもいい。あのクイズ大会の対策である受験勉強をしてるヒマがあるなら、もっと社会を見せて各々が本当に必要な知識を選ばせてもいいだろう。
 大学受験勉強が意味があったという人がいるだろうか。理系では多少あるだろうが、暗記ものの知識に関しては暗記しないでいいならざっと一度流し読みすれば充分である。だいたい歴史など学者の解釈で年号や絵の人物が変わったなどお笑いだ。そんな物を必死に語呂合わせで憶えて、それが知識か。それはただのクイズでしかない。
 だから今の教育に退屈して、友情を育むことは逆に今のネット時代では重要な事だったりする。なんせネット時代は人とのリアルなコミュニケーションが無くともなんとかなってしまうからだ。人と人が直接出会い会話することに楽しみが見いだせるならまだ日本の若者は良い物の価値が見えてる証拠だ。
 僕の出会ってきた人で言えば、大卒という人達は嫌々でも縛られた受験の矯正の影響でどこか枠にはめられた発想しかできない。それは僕も自覚してる。これをどう壊そうかと日々思う。しかし、高卒と言われる人達は逆に自由な発想で面白い事をいつも見つけたりと楽しませてくれる。地方には特に高卒が多いからか、僕はそんな学歴よりも発想の自由人達が好きだ。高卒の価値が見いだせない。もしくは周りに高卒の人がいないならそれもまた井の中の蛙である。
 まあちなみにこの文科省の推奨する勉強と知識に関してはまだ考えがまとまってないので、後で変わるかもしれないので。

太陽光パネル 東芝・シャープ提携へ
 東芝と言えば原発だけど、やはり太陽光パネルもいくのか。まあ当然か。

「1000円高速」本格スタート、向かうは遠くの観光地
 なんにしてもせっかくの高速が高くて普通の人が使えなかったからなぁ。地方なんか活性化するわけ無かったよ。まあ1000円にもなったし、地方には嬉しい話だね。そもそも自分の車で自分の運転なのに他人の車で他人の運転の電車より高くつくってのがおかしかったんだよ。自分で作った野菜をお金出して買ってるようなもんだし。

ここまできた金融危機の嵐 G20に光は?
 問題ありげな人が富豪の仲間入り。本当に今の状況はすごいな。

キングソフト、Googleと共同開発の無料辞書ソフト 翻訳機能も搭載
 無料辞書ソフトとは。ATOK愛好家の僕を引き離す事ができるのか?

日清カップヌードルの肉変更 「あの食感消滅は残念」が相次ぐ
 カップヌードルの謎肉が無くなるのか。なんと言うことだ。まあ、みんな落ち着いて。こういう時はまずあの肉を製造してる業者を探すことが先決だ。業者を見つけたら肉だけを買い、各々お好みの個数を入れてリッチなカップヌードルライフを送ろう。

首相、贈与税の大幅軽減を検討 住宅・自動車など期限付きで
 いいんじゃない?まあ高齢者に資産が集中してしかも動かないのが問題だし。お金持ってる高齢者はどんどん下に下ろしてよ。

ビジネスマンのストレス解放 群馬・嬬恋村の魅力を追う
 なんだろ、この嬬恋人気。まあとにかく群馬はいいとこ、バイクでおいで。

東京メトロ 上場延期も
 東京メトロ上場するのか。安値で拾いたいねぇ。鉄道の上場に立ち会えるとは。あ、西武鉄道もいつかは再上場するか。

デフレ再燃、懸念さらに 物価横ばい 続く雇用不安
 賃下げとデフレが連動してるからいいけど、面倒臭いのが賃下げとインフレ。これはキツい。けど日本は賃金が高いから仕方ないんだけど。

株価材料
シャープ、LED照明灯参入 太陽光発電てこに市場獲得
日清食品 ストレート勝負 めん切り替え 設備投資200億円
エコカー買い替え支援 政府が経済成長戦略
<米大統領>大手金融トップと会談 危機克服へ協調
パナソニックとの液晶会社 東芝が完全子会社化
地銀・第二地銀の有価証券評価益、3か月で9割減
「雇います」介護に農林業 今こそ人材確保を
宝石商が30億円ダイヤ付きドレス制作

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
投資法は現物買い推奨
投資による損失は自己責任でお願いします。
福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
紹介・リンクフリー
kurokei-bana-