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優待株特集を読みながらの風景

朝刊
01 /31 2011
信子「ふーん。うーん、いまいちだなぁ」
益利「珍しく投資雑誌をしっかり読んでるんだな」
信子「一応そろそろ決算月近いし、配当株特集やってるから、ちょっといい株がないか探してるんだけどー、やっぱり優待株は全体的に割安でも割高ねぇ。本当に安い時に買えたら強いんだけど」
益利「優待株ねぇ。優待利回りで見るのか。そう言えば優待利回りとかって日本独特の指標だよな。外国人からしたら現金でよこせって言うんだろうけど、まあ個人的にはあっていいと思うな。ただ割安じゃないから縁がないけど、いつか優待だけで生活できるようになってみたいもんだとは思うな」
信子「優待があれば、普段行かないお店とか買い物とか出来そうだしね。地味に米はいいよね。常に減っていくもんだし、優待で定期的に送って欲しいもんだわ」
益利「ただ優待株投資は気をつけないといけないのが、優待に注目しすぎて割安かどうか、会社が大丈夫かどうか見落とすところだな。JALなんて株主のほとんどが優待目当てぽかったしな」
信子「JALが優待やめてたら、もっと株価は安くてもっと早いタイミングで体質改善出来たかもね」
益利「さすがにそれはできなかったわけだ。JALは優待株投資のいい反面教師だった。まあこれから雑誌で優待投資を知って始める投資家は教訓を得られないわけだけど」
信子「そう言う投資家が生まれるからこそ、株価は上下するんだけどね。とは言ってもこればっかりは教えて貰ってもダメなんだよねぇ。ちゃんと身に染みてそれを知らないと。個人的には投資って経験が重要だと思うわ」
益利「それでどうだ?いい株はあったか?」
信子「うーん。PBRが低くても業績的にどうかと思うのがあるけど、上方修正とかくればどうせ上がったりするんだろうし。まあ、個人的に趣味が合う株は二つくらいかなぁ」
益利「ほう、それでもあったのか」
信子「まあね。調べてみるもんだわ。とは言っても上がるかどうかはその時になってみないとわからないけどね」
益利「俺も違った視点でちょっと銘柄洗ってみるかな。今持ってるのが上がった時に乗り換える銘柄チェックしておかないとだしなぁ」
信子「今は安いのは安いけど、完全に安いと言えるのは無いから難しいね。PBR的に安いかPER的に安いか、配当的に安いか…」
益利「配当利回り的に安いか、もしくは将来の大きな材料で上がるのか」
信子「まあ、持ち株が上がるかどうかは最後は運がモノをいうわけだし」
益利「人事を尽くして天命を待つ、だな」
信子「あー、それ新しい株の格言にして欲しいわ」
益利「どんなに会社を調べたり社長の話を聞いたり決算書を調べても、最後に株を上げるのは運任せって事だな」
信子「株価が上がるのは運がいいか悪いかって事に気付かない人は塩漬けしちゃうのよ。この株は絶対に上がるって自己催眠かけちゃって」
益利「株に恋するとそうなるよな」
信子「まあ一途にその一社に下げてても定期的に買い続けたら最後は勝つかもしれないけど、それはそれでリスクと根性が必要よね」
益利「惚れた相手に貢いじゃう人は逆にそういう投資の方がいいかもしれないけどな」
信子「あー、確かに。そうかも。恋愛の仕方と投資の方法って似てるのかなぁ」
益利「執着するという意味では同じだな」
信子「車は好きな異性のタイプを現すって言うけど、株との付き合い方って異性との付き合い方だったりして」
益利「あるような、ないような」
信子「まあ、なんでも上がればどうでもいいや」
益利「そらそうだ」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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2007年8月31日開設
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