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ストレス解消に鍛錬の風景

朝刊
06 /25 2012
信子「結構走れるようになってきた。なんだろ、だんだん楽しくなってきた」
益利「週一くらいしか走ってないのにな」
信子「いやさ、走り始めた頃は走るのなんて久々だけど余裕とか思ってたけど、実際に走ったら筋肉痛と関節痛になってヒドイ有様よ」
益利「あの時段差で足上げるのも辛そうだったな」
信子「まあ、その筋肉痛乗り越えたら、走っても筋肉痛にならなくなったんだけどね。しっかし、体がさびついてたのを実感したわ。でもさ、週一くらいで走ってたのもまだ体が鈍ってるから徐々に鍛えていかないと関節とかヒドいことになりそうだし、別にレースに出るわけでもないので週一くらいで丁度良いのよ。それに始めの頃は息がすぐに切れて結構歩きになっちゃったし。それが今では大分走り続けられるようになったわけよ」
益利「へえ、すごいじゃん」
信子「とは言えまだまだね。でもさ、走るためにとりあえず買ったミズノのジョギングシューズも大分くたびれてきたのよ。ジョギングシューズを履きつぶすって結構気持ちいいものね」
益利「それかなり前に買った靴だもんな。週一でもこれだけ履いてるとくたびれるもんなんだな」
信子「そろそろ新しいのも欲しい気もするけど、この靴が相棒っぽくて捨てられないというか。まあ、まだ履けるし。それはいいんだけど、走ると気持ちいいわけよ。相場のストレスなんかもさっぱり抜けるわよ」
益利「へえ。そりゃいいな。オレも走るかな」
信子「まあ、あんたが走るのは後にしてぇ、実はこれ買ってきたのよ」
益利「なんじゃこりゃ?ボールだけど…。バレーボール?サッカーボール?野球ボール?」
信子「バスケットボールはちょっと高かったし、これだけあれば当分いいかなぁと」
益利「どういうこと?」
信子「いやぁ、なんつーかさぁ、キャッチボールやりたいなぁと…」
益利「キャッチボール…?」
信子「さあ、どのスポーツでもいいけど、キャッチボールをやろう!」
益利「はぁ?マジで?」
信子「バレーボールならドッヂボールみたいにキャッチボールしても良し、トスし合うのも良し」
益利「まあ、ヒマだからいいけど、キャッチボールなら野球のボールだな。でもグローブとかないぞ」
信子「へっへーん!じゃーん!」
益利「アディダスのグローブだと…?なんつーもの買ってんだ」
信子「在庫処分でカッコいいのがあったから買っちゃった。あんたはこの量販店で売ってた千円のグローブね」
益利「へいへい。じゃあキャッチボールでもやりますか」
信子「わーいやったー!実はさ、キャッチボールって贅沢な遊びよね」
益利「なんで?こんなのお金もかからないし、子供の遊びだろ?」
信子「でもさ、大人になるとなかなかキャッチボールやりたくてもやる相手が見つからないじゃない。子供でもいればいいけど、いなければ人でも雇ってやったら相当コストかかる遊びじゃない。誰かがいないと出来ない遊びって実は贅沢なのよ。だって、ボール投げたくても取ってくれる人がいないと投げられないじゃない。投げては拾ってなんてのは面倒だし。ボール投げられる壁とかも全然ないしね」
益利「まーなぁ。でも本心は違うだろ」
信子「何よ、本心って」
益利「お前のことだから、このアディダスのグローブの在庫処分を見てカッコ良くて衝動的に買った。ついでに野球ボールを買った。そしたら、他のスポーツのボールも安かったから、買っちゃったってのがオチだろ」
信子「くっ、悔しいけど実はその通りよ。まあ、とにかく広いところでキャッチボールやろうぜぇ」
益利「キャッチボールなんて久しぶりだなぁ。投げられるのかな」
信子「その前に肩回るの?まあ、とにかくあたしのボール拾ってくれればいいわ」
益利「そういえば、永井真理子の曲にキャッチボールなんてあったなぁ…」
信子「まだ永井真理子なのか、あんたは…」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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2007年8月31日開設
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