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国際交流広場ホール演劇祭!?の風景

朝刊
11 /12 2012
信子「県女の演劇のチラシに入ってたので来てみました、前橋国際交流サロン演劇祭。場所は国際交流広場ホール?でいいんだっけ、名前?」
歩「ええ、そんな感じですね。でもこんなところにあったんですね。私は前橋テルサの事かと思ってましたよ」
信子「まさか中央通りに出来た広場の隣の建物がそれだとは思わなかったわね。公演だった劇団ザ・マルク・シアターの旗が無ければ見つからなかったよ。つーか今時ググっても見つからない場所があるとは思いもしなかったわ。逆にすごいわ、これ。住所入力すると個人宅でも見つけやがるグーグル様から隠れるとは逆にすごい価値があるわよ…」
歩「信子さんがネット使って検索しきれずに苦い顔してるの初めて見ましたよ」
信子「歩ちゃんも観たトライプロジェクトもこの演劇祭に出るらしいんで、サイトチェックしたら地図が載ってて助かったよ。これがなかったら、完全に前橋テルサ行ってたわ…」
歩「でも小さく見えたけど、結構いい劇場でしたね。小さいなりにと言うか」
信子「本当ね。椅子とうかベンチみたいな感じだし。それに今回公演したザ・マルク・シアターも結構歴史のある劇団のようで、新人の成長のために実験的に三人一組で作らせたオムニバスと言え、しっかり出来てて楽しかったわ。なんかすげーって感じで。オムニバスと言いながらも通販番組風の閑話休題的な劇が挟むことによってつながりは綺麗だし。大道具なし、背景黒一色、派手な演出なしの制限だったらしいけど、そんなの気にならないくらい面白かった。いやぁ、本当にすごい」
歩「それにみんな劇の内容は違うし。劇ってどこか異世界感を感じるって言うか、あのよくわからない世界に飛ばされてそこで他の人と話してるうちに本当の自分に気づく系の劇が好きです。結構多いけど、ああいうの観ると胸の中がじんじんするっていうか。私もこの異世界に飛ばされたら、どうなってしまうのかとか、自分の本当の内面ってどうなってるのかとか、劇観ながらも考えちゃったり。あ、でもそうやって劇に集中してないのって役者さんに失礼ですね」
信子「いいんじゃない?逆にその異世界感に浸ってるって事じゃん。あたしもさぁ、あの人からどう見られてるのかがわかる世界に飛ばされたらどう見られてることか…。つーかその劇の女の子の名前が信子で、友達が歩だったんだけど。偶然にもあたし達の名前でそっちにびっくりしちゃったわ」
歩「本当ですよね。あれはびっくりしました」
信子「まあ、あたしの名前は地味ではあるけど、本当はちょっと違うんだけどぉ…。」まあ、いいか」
歩「それにしても劇が終わってから、役者さんとかスタッフの人と話したりとか、信子さんあっちの世界に行っちゃいます?」
信子「いや、いやねぇ。あたしなんか演劇のえの字も知らないわよ。観てるだけ楽しいし、って言いながらもみんな劇団に入っていくんだろうなぁ。でも、結構経済もチェックしないとだし、忙しいしぃ」
歩「あー、なんか煮え切らない感じですね。押されたら一気に転げ落ちそう」
信子「そ、そんなことないわよ!ええ、きっと…。まあ、でも群馬のアマチュア演劇はすごいらしいし、案外群馬の隠れ名物なのかもね。他の県ではやってないのかな。あ、熊谷あたりでも演劇やってるってチラシ入ってたっけ」
歩「なんだかんだで、いろんなところでいつもやってる感じですよね」
信子「うん、やってるね。もっと告知力があれば盛り上がりそうだけど。せっかく芽が出てきてるんだから、枯れないように育てたいわね」
歩「やはりそこは信子さんが舞台に立つということで!」
信子「ちょっとやめてよ、あたしは無理よ。まあ、少しでも群馬のアマチュア劇団を応援できるならやっていきたいとは思うけど」
歩「今月いっぱいはここですね。前橋国際交流ホール?ですね」
信子「前橋国際交流サロン・テオトール劇場?だね。正式名称がちょっと自信ないわ」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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2007年8月31日開設
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