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NANAを読み返したの風景

朝刊
11 /11 2013
信子「あー、ヤスいいわー。やっさんだわー。こんな男がいいわー」
益利「若い頃のお前なら、蓮だろうな」
信子「確かにそうかも。でも今ならヤスだわー。外見よりもこんな愛され方されたいわー」
益利「しかし、今頃NANAなのか」
信子「久しぶりに読みたくなってね。まあ、この物語、奈々とタクミが出会う前のキラキラした日常と奈々妊娠からのローテンション的な感じがどうにもねー」
益利「奈々って話に聞いたらまず嫌な女だよな。あっちこっちに惚れっぽくて。でも物語だとそれも愛嬌っていうか、変な魅力があるというか。あの奈々のキャラのバランスは絶妙だよなぁ」
信子「映画NANAだと奈々ことハチは宮崎あおいさんでナナは中島美嘉さん。この配役はすごいよ。勢いで見直したけど、かなり良かったね。それと蓮役は松田龍平さんだけど、確かに漫画NANAとは顔は似てないけど、あのカリスマ感は見事。NANA2では漫画蓮らしい俳優だったけど、薄っぺらいんだよね。中島美嘉さんと釣り合わないし。まあ、NANA2の物語は漫画の方でもなんか微妙な空気の話だから、宮崎あおいさんでなくて良かったかも。ただタクミの玉鉄ははまってるね。ノブの成宮さんは見事はまりだったし、シンは松山ケンイチさんという贅沢な感じ。ただシンというキャラにははまってなかったというか、シンというキャラが異常すぎるのもあるから、2のシンの方がはまってた」
益利「しかし、楽曲はNANAの曲は本当にイメージ通りというか出来過ぎだったな。漫画内で一位二位を争ってたのが本当のオリコンでもそんな勢いだったしな」
信子「そうだねー。懐かしいなー」
益利「ロックなブラストと歌姫バンドのトラネスらしい曲で対照的。Glamorous SkyとEndless Storyだっけ」
信子「ああ、懐かしい…」
益利「おい。調べてみたら、映画NANAって2005年9月らしいぞ」
信子「え…。ライブドアショックが2006年始まったすぐだから、新興バブルまっただなかじゃない」
益利「ライブドアがニッポン放送株を握って、ホワイトナイトだのやって落ち着いて、ライブドアがフジテレビからせしめた金で次に何するだろうかって時だな。あの頃の映画なのか…」
信子「あたしは急激にデイトレの知識だけでなく、証券や金融についてなんぞやっていう知識を身につけた頃ね。特にライブドアショック後の相当本を読んだっけ…」
益利「村上ファンドとかもあったなぁ」
信子「ああ、いたいた。そんなのー」
益利「あの頃の映画だったのか」
信子「しかもライブドアショック後の日経平均は持ち直したけど、新興市場の萎み方は半端無かったよね。あの頃は株持たずに本読んでたっけー。正解だったわー」
益利「未だに長期チャートでも存在感がある時期だな。その時期だけやたら値が高い」
信子「あー。まあとにかく映画NANAは良くできてた。特にナナと中島美嘉さんのシンクロ率は半端ない。喋ると普通のパンクな女の子だけど、歌うと迫力が役者には出せないものがあったしね。あれはかっこいいわー」
益利「しかしまー今観ると豪華な役者陣だな。しかも宮崎あおいと松田龍平って舟を編むのコンビでもあるし」
信子「成宮くんだって今では相棒で、松山ケンイチくんも大河の主演。さらに端役で玉鉄とかね」
益利「でもNANAってこの映画NANAまでがいいよな。その後の流れも悪くないけど、なんか現実感が押しつけられすぎて読者まで息苦しいだけだし」
信子「しかも数年後の今のようなシーンが挟まれてるけど、そこだとどうもナナは失踪してるみたいで、明るくない結末のような感じだしねー。しかも蓮の不幸とその途中で連載が止まってる。この続きじゃ作者もしんどいよなぁと思うしねぇ。ロックのキャラは不幸になる運命にならないとだめなのか」
益利「普通にナナはスターになってるオチが良かったよ」
信子「あの最終の方はなー」
益利「でも美雨さんは良かった。あれは好みだな」
信子「ほう」
益利「客観的に観てるし、気を遣うし、麻雀強いし」
信子「ヤスとミューさんのカップルは似合いすぎて嫉妬もしねー」
益利「美雨さんって他の漫画でも主役やれるくらいキャラ固まってるよな」
信子「天のアカギみたいにね」
益利「美雨さんどこかにいないかな」
信子「いねーよ。それにしても続きというかこれはどんな形でもいいから完結させて欲しい物語でもある。後半なんだかんだで面白いし。残念なのがたった一年でこれだけのことが起きてるって言うか詰め込みすぎて、結論がああなっちゃったんじゃないかと」
益利「今ロックスターのイメージがないからなぁ。バンドのカリスマ感とか今の若い子には伝わらないかもなー」
信子「ありそー。反骨カリスマよりもこの十年近くお笑いに価値観を染められて、面白さがないと評価されないイメージ。まあそんなお笑いもそろそろ飽きられてる感じもするけど」
益利「お笑いが終わったら、また中島美嘉様の時代だろ」
信子「あの人かっこいいもんなー。最近どんな曲歌ってんだろ」



黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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