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映画6本観たぁ~の風景

風景
03 /24 2014
信子「この三連休に映画6本観てやった。マジしんどい・・・」
益利「6本とかすごいな。何観たんだ?」
信子「えーっと、ワンチャンス観て、ウォルトディズニーの約束観て、LEGOムービー観て。えーっと次なんだっけ?あ、そうそうLIFE!観て、アナと雪の女王観て、最後にダラスバイヤーズクラブ観たのよ。これで6本言ったわよね?」
益利「多分言ったと思う。なんでそんなに一気に観てんだ」
信子「けやきウォークの映画館が7周年目だったから会員千円だったんだもん。それにダラスバイヤーズクラブやLEGOは上映短そうだし。やっつけられる時にやっつけようと思って。そうそう今回の増税で割り引きの日も値上げするみたいね。レディスデーとか1100円になるとか書いてあったわー。マジ困る。そう思うと今回の3%増税は消費者に優しくないね。今まで我慢して1050円にしなかったところが一気に値上げになったし」
益利「そうか、映画も値上げかぁ。それで映画の方はどうだったんだ?個人的にベンスティラー好きだからLIFE気になるし」
信子「えーっとねぇ、ワンチャンスはとにかく物語も映像もテンポもキレイな映画ね。これこそラブコメって感じ。それから次はなんだっけ?ウォルトディズニーの約束か。まあ、これはメリーポピンズの制作秘話的な話だからメリーポピンズ好きな人は観たらいいんじゃない?これやるならメリーポピンズを格安で再上映しないとちょっと弱い気がする。あたしメリーポピンズ知らないし」
益利「メリーポピンズって名前しか知らないな、俺も。次はLEGOか」
信子「LEGOムービーは面白かったよ。これぞアニメって感じ。子供も多かったし。ただネタが結構大人向けな気がしたなぁ。ミケランジェロLEGO人形の隣にタートルズのミケランジェロ人形並べたりとか、アメコミヒーローネタは笑えたけど、日本の子供はポカーンね。スーパーマンとグリーンランタンの仲が悪かったり。最後のオチへの展開とか結構好き。さらに最後のオチとかわかってても吹いちゃったし。良い映画だったよ」
益利「へえ。それで次がLIFE!か」
信子「LIFE!ね。良い映画だったよ。あたしは大好き!ただこの映画は多分、その人の人生や置かれてる環境によって心に響くかどうかが違うと思う。ただこの映画は仕事が退屈でそこから逃げ出す人の話じゃないと言うことを知ってもらいたいんだよね。むしろ逆に退屈で代わり映えのしない仕事でもあなたのしている仕事はとても大切な仕事だという事を伝えたい映画なの。誇りをもってしてるその仕事はわからない人からは遊んでるように見えても、わかる人はきちんと君のことを観ているんだよって事を最後の最後にこの映画は見事に表現してる。多分、この映画を観てもわからないというか、何かわかるような気がするけど、ちょっとわからない気がする人は多分まだ観るには若いんじゃないかな。でもね、それでいいの。いつか経験を積んでいってウォルターと同じような生活への飽きや会社環境の変化に巻き込まれた時にこの映画を思い出して、見直すんじゃないかな。その時にこの映画を観てればきっとこの映画を頭の隅っこから思い出すだろうから。その時にこの最後のシーンで多分その人は感動に近い感情が込み上げてくる。それから最後のスタッフロールに流れるこのテーマ曲のキレイなこと。泣けるわぁ。号泣的なものでなくてジワリと目頭が濡れてるというか。この映画は日本人がみんな観た方がいい映画だと思う。評価はそれぞれの人が決めたらいい。でもこの映画で何も思わない人もいるだろうけど、多分それ以上にこの映画で救われる人の方が圧倒的に多いとあたしは自信を持って言えるわ。労働者賛歌映画よ、これ」
益利「なんかえらい褒めるな」
信子「正直、もう一度観たい。けど次はDVDで買った時にとっておくわ。時間をおいた方がきっとじわじわくるはずだから」
益利「LIFE!は良かったと。次はアナと雪の女王か。これは外れないだろう」
信子「これは外れないわね。というかあたしはリーマンショックで頭に血が上ってた時にティンカーベルを観たお陰で頭が冷えてクリスマスイブだって事に気づいた時からディズニーアニメ信者だし」
益利「あの時なぁ。懐かしいな」
信子「Wヒロインだけど、二人の性格の描き分けとかさすがね。姉のエレナは大人だし、妹のアナは落ち着き無くて少女のようだし。まあ二人がミュージカルとして歌ってるし、動きとかさすが。展開も歌も面白かったわ。ただ気になるのは、ディズニーに限ったことでもないだろうけど、どこか王子様役のキャラがどこか弱いんだよね。ヒックとドラゴンみたいな弱気な男の子やシュガーラッシュのように嫌われ者のようなマイノリティ男子キャラはリアリティがあるけど、どうも王子様キャラってどこかリアリティが無いんだよなぁ。いやキャラが弱いというか、つっこみキャラになるというか。まあこの作品において姉妹が主役だし、二人が魅力的な個性とキャラが出来上がってれば問題ないんだけど、男子キャラが主役やれる時代は来るのかなぁと心配したり」
益利「そういやティンカーベルも主役はティンカーでマイノリティ男子が仲間で王子様キャラいなかったしなぁ」
信子「そんな時代なのかもね。まあそんな個人的な心配はおいといてもこの映画は面白かったよ。子供に見せられるし、観客の女の子達は結構涙ぐんでたりしたし。まあ彼女達も30超えたらLIFE!の方にそういう反応するんだろうけど」
益利「若さにひがみか」
信子「そ、そんなわけないじゃない!いやぁ純粋だなぁって思っただけよ。それで最後がダラスバイヤーズクラブ。これは凄かったわぁ。本当に凄かった」
益利「抗HIV薬を違法に売りさばいた人の話か」
信子「それは合ってるようで間違ってるわね。ロンは違法ではなく、限りなく黒に近いけどグレーなラインでアメリカで未承認の抗HIV薬を提供してたわけ。男社会のカウボーイ達はHIVはゲイの病気だという認識しかなったかし、ロンもその程度の知識しかなかった。けどやたら咳は止まらないし、仕事中の事故で病院に運ばれて血液検査された結果が陽性。まさかゲイの病気に女好きな自分が感染するはず無いと強がるが、医者は余命30日と宣告する。T細胞の数もかなり少ない。まさに絶望の状況よね。しかもアメリカには抗HIV薬はAZTしか無く、そのAZTも試験者にしか処方されない。金があっても買えないときた。そこで金を掴ませて病院の看護師を買収して横流しさせて生き長らえるも、看護師からも手に入らなくなるわけよ。そこで国境を越えてメキシコで無免許医師に抗HIV薬がアメリカでは承認されてないだけで色々あるという事を知り、その薬で治療しながらも自分はアメリカにそれらの薬を運び込み、会員制の抗HIV薬クラブを作る。売ることは禁止されてるけど、無料での提供は黙認になる。そこをついて会員費としてお金を貰い、薬は無料で提供して後は自己責任で飲んでくれと言う仕組みなわけ。これで多くのHIV患者が救われるんだけど、薬学の知識と無縁だったカウボーイのロンがいつの間にか医者並みの抗HIV薬の知識を身につけて、世界でも最新の抗HIV薬の研究論文を読めるまでになってるのが凄いのよね。でも自分の命がかかれば本気になるし、世の中には本当に学歴とか受験とは無縁だけど頭のいい人がいる。そんな中の一人だったのね、ロンは。薬学や法律やビジネスの知識も得て、元からのカウボーイとしての悪も相まって、とんでもないビジネスマンになる。日本にまでペプチドTっていう薬を買いに来てたのは驚きね。でも出てた日本人役の人は日本人に見えたけど、日本語が変なアクセントだったから、日本人じゃないかも。ちょっと気になったかな」
益利「相変わらず日本人は本物使ってもらえないのかな」
信子「向こうでは少ないんじゃない?ちなみに日本の街並みは現代なのよね。まあそんなわけで色々あったけど、ロンは7年くらい生き延びたのよ。80年代後半から92年とか書いてたったっけな?まさにRENTと同じ時代なのよね。それにRENTのHIVキャリアの若者達はAZTを飲んでたし。ロン曰く、エイズの症状と言われるものはこのAZTの副作用で、しかもAZT自体が猛毒だとして病院で点滴された時も自分で抜いてた。RENTの若者達が飲んでたAZTの正体をこのダラスバイヤーズクラブで知るというのも不思議な話ね。このDBCとRENTは表裏一体の映画とも思えるし、両方観ることで80年代終わりと90年始めのアメリカがどんな空気だったのかわかるような気がする。それにしてもこの時代にこんなかっこいいカウボーイがいたなんてね。アメリカはヒーローを映画にするからいいなぁ」
益利「日本はヒーローがいても死ぬまでヒーローと決して認めないからな。死んでその当時を知る人が居なくなった時に、都合の良いヒーローとして人生を作り直して物語にするからな。どれが本当かもよくわからないし」
信子「多分戦国武将ですら元ネタはあっても本当の人物とはかけ離れてるかもね。まあ日本史なんてあたし達の時代とはもう違ってるし。習ったのなんだったんだか。だから近い時代のヒーローくらいは今のうちに作っておけばいいのに」
益利「まあとにかくその映画は面白そうだ。なんだか凄い人がいたもんだな」
信子「あー、凄い人と言えばDBCの役者の細さは凄かったわ。あれは命に関わるくらいの痩せ方だよ。なんかもう役者魂というかもう凄かった。良い映画だったわ」











黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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