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アメリカはこれからどうするんだろうなぁ

朝刊
11 /13 2009
 いやまぁ、アメリカには技術や知識や自由競争のメリットはあるけど、気が付けば裁判ばかり本当に自由な社会なのかという感じだし。色々権利だ利権だのを認めていくと自由な国も気が付くとガチガチな成熟国になっていくんだなぁと。
 今では色々な法整備が送れてる中国の方が自由に商売が出来るし、アイデア次第では爆発的な成長も出来るだろう。何やらアメリカの投資家もみんな中国に上陸してる有様だし、結局成長には無法地帯並の未成熟な法体系が重要なのかも。まあ無法地帯のような社会も怖いけどね。経済成長にはそっちの方がいいのだろうという話で。
 そんなわけで自由の国と言われたアメリカも今ではきっちり成熟国。いつの時代も成熟国は低価格商品を作る国に負けてきた。アメリカがイギリスと立場を変えたように。世界を手に入れたようなイギリスがアメリカに負けたのは、まあ色々あっただろうけど、結局貿易で負けたのも大きな原因の一つだろう。金の流れが力の流れであり、貿易黒字国がいつの時代も強い。この時代の流れなら日本が時代を牛耳っていてもいいわけだけど、日本は特殊で軍隊が無いために、戦力への積極投資が出来ない、戦力への投資はアメリカへの投資になっていたためと、日本の霞ヶ関がアメリカ政府出張所なので巧妙に公的資金を投入した銀行を超安価で売り飛ばすなどの表向きには気付かれない資本譲渡があった為に、日本の貿易黒字はアメリカの予備金庫的でありアメリカの反映を支えていた。
 しかし、ここに来て中国の低価格商品によって資本の流れが中国やインドに流れてしまった。しかもこの資本の流れた国は日本とは違い軍事力を有する国であり、今までの日本への殿様的外交も通じない。日本からお金を巻き上げることに慣れてしまったアメリカはこれから本当の外交をする時代になったわけだ。きっと始めは楽をしようとしてバカな日本にしていたのと同様な高慢な外交姿勢かも知れないが、次第に状況と立場がわかってくれば軟化していくに違いない。もうその頃には日本になんか構ってもいられない姿勢が目立つようになるだろう。まあ、日本も構って貰っても面倒なだけで迷惑なわけだけど。もう日本を利用したウルトラC的な資本奪取はできないアメリカがこれから苦労するのは、アメリカ製品の品質がどこまで良い物が出来るかだ。きっとこれからアメリカ製品を輸入しろとアジアに言ってくるに違いないが、果たしてアメリカ製品が低価格高品質製品を作れるかが問題になってくる。昔はイギリスに低価格商品を売って成り上がったアメリカも、その歴史をくり返しには勝てそうにもない。長年の上流階級生活に慣れきったアメリカ人が働き蟻のように働くアジア人との製造競争に勝てるのかが疑問である。まだアメリカは世界でトップの国ではあるから、そのブランド信用性で持ちこたえるだろうが、輸出するためにはやはり自国通貨安が良いのだが、基軸通貨であるために世界が御輿を降ろさない。さらにドル安になっても米国製品は売れなかったという時代もあった為に、通貨安がアメリカの利益になる可能性も実は低い。
 アメリカドルに信頼があるうちに世界各国の中央銀行は金保有量を高めて、場合によっては基軸通貨無き自由競争時代に入ってもおかしくないのではないかと思う。
 なんとなく想像するのは為替介入は中央銀行の金によって支払われて調整される世界。その為にそれぞれ国の中央銀行の金保有量が重要な指標になり、金とは別に他国の国債を予備で積んでおく。中央銀行も常に他の国との為替をチェックしながら調整していく。つーか今のドルだけ見てドルに比べて安いか高いかを判断するのは難しいようでも、国の重要な機関の仕事にしてはあまりにも楽ちんではないか。まあその楽さを世界が求めたのだろうけど、楽さを裏にアメリカドル依存になりドル安に対して世界が恐怖することになってるわけだ。主婦のFXトレーダー一人ですら、世界の通貨をチェックしてるのに中央銀行はドルだけ見てるのだからどうかと思う。まあ最近のドル安でそうは言ってられなくなってるわけだけど。
 映画ココ・シャネルを見たけど、シャネルも成長は低価格の服だった。今では高級品のシャネルが男性労働者の服を女性風に作りかえたり、戦時中に一番安いジャージー生地で働く女性の服を作ったりとまるでユニクロのような仕事をしてたわけだ。そのお陰で有名ブランドを抜いていくシャネル。
 国も会社も低価格で高品質商品を作ったところが成長していくのが資本主義の無常だ。資本主義の宣教師アメリカはその資本主義によって落ちぶれるか、必死に耐える事が出来るのか、これからの戦略を楽しみに見ていきたい。アメリカは日本のバブル崩壊やLTCM危機後にもっとも楽な方法である日本政府からお金を巻き上げる方法を選んでしまったのが最大の失敗だったのだろう。確かにその後は金融バブルに浮かれたが、それは製造業の力によるものではなかった。もしも楽な方法をとらずに製造業に力を入れて高品質で低価格商品を作れる体質になっていれば、まだアメリカの選択肢はあったのだろうと思う。
 その点日本はまだ製造業に力がある。力のある中小企業はある。だからここは必死に中小企業を潰さなければ、次第に中国のインフレが中国人の人件費を押し上げて日本の人件費と並ぶか抜く時期が来るだろう。そうなればまた日本は充分戦える。アメリカが日本に楽をさせなかったお陰で日本人はずっと働き続けさせられたお陰で技術は温存されたわけだ。本当に資本主義は良くできている。アメリカは知り尽くしているようでいても、資本主義は国だろうが企業だろうが個人だろうが欲を出した者を容赦なく叩き落とす。資本主義の前には結局王も市民も奴隷もない。あるのはいくら持っているかだ。そして、その持ってる金がどれくらい利益を生むか、もしくは損をするか。ただそれだけだ。

米製品の輸入増、アジアに求める…オバマ大統領
 アメリカ製品が輸出に耐える物なのだろうか。相当なドル安になれば人件費で競争力が上がるが、アメリカの大きい物が良いという価値観で小さな物が作れるかどうか。

Amazon EC2/S3がついにアジアにサービス拡大へ
 Amazonもアジア-。みんなアジアー。

ジョージ・ソロス:民生銀行の株式取得に意欲か…26日香港上場
 ジョージ・ソロスも中国に意欲。やっぱり中国なんだねぇ。

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 ジムロジャーズはさすがタカラトミーを持ってるなんて、ベイブレードに目を付けるとはすごい。いやベイブレードは知らないんだろうなぁ。

中国人民元がNDF取引で上昇、為替相場柔軟化方針で
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気になる株価材料
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iPhone狙いの新たなハッキング、今度は情報盗難の恐れ
<大和証券>アジアに1000億円投資 法人事業を拡大
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中国の東南汽車、三菱 ランサー を生産・販売開始
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米新規失業保険申請件数、1月以来の水準に減少
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ファミリーマート、am/pm買収で協議=関係筋
ブックオフ中間決算 営業益3倍

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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投資法は現物買い推奨
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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