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経済的に職業は変わっていく。

朝刊
09 /02 2010
 仕事仕事というが、人間の仕事は気が付くと変わっていく。もともと仕事とは貨幣を稼ぐ事ではなく、食糧確保の運動こそが仕事であった。例えば稲作や畜産など、第一次産品を作る事こそ仕事であった。案外忘れがちだが、仕事とは食料生産が基本で他の衣料や家など必要に応じて生産する副業のようなものだろう。それがお金が生まれることによって、お金を稼ぐという行動こそが結局食料や衣料や家を生産するという代替行動になったわけだ。直接自分で食料や家を作るよりも自分が得意な物を生産することによって、数の原理を活かし仕事を単純化出来るし、効率良く生産活動をすることが出来る。靴を作り続ける人でも食事は出来るし、家も持つことが出来る。それは間にお金が媒介してくれるお陰で、一つの労働に集中することが出来るわけだ。そうすることで一生では履ききれないほどの靴を作っていながらも作れば作るほど食料やら他の欲しい物がお金のお陰で手に入れることができるようになったわけだ。まさに労働の見える化とでも言えるのではないだろうか。
 さてここまでいいのだが、さらにこのお金を信用して労働を見直すと、さらに分業化していった方が効率が良くなっていく。今までは靴を作って売っていた人が、靴を作るだけの人、靴を売るだけの人とわけていく。お互いの信頼もお金が媒介してるからこそ出来ることだろう。お金がなければ分業という考え方そのものが存在しないはずだ。
 さらに靴を作る人も、靴の部品を作る人もそれぞれでわけることが出来る。そうなると自分はどこに使われているかわからないが靴の一部分だけを作っている人が出来てくる。分業をしていった結果、部品単位の製造が仕事になっていく。お金がなければ確実に仕事になっていない仕事である。しかし、今はこれを仕事というわけだ。それは当然だし、それは効率が良い。
 そう考えると今、働いてるという人達もその仕事はお金が創り出した物であるものが多い。別にそれを悪いというわけではなくて、現代における仕事という言葉にどうも引っかかりを感じるので分解して考えてるわけだ。そもそもなんでお金を稼ぐようになったのか。お金があると便利だから?確かにそれもあるだろうが、日本においてそもそも税金は米だったわけだ。だから、米を大量に生産する事が農民の義務であり、食料と税金を兼ねていた米生産は合理的だった。しかし、現代では米での納税を受け付けていない。その代わりに全額お金での納税となる。そうなると、米を作る農家は米を作っても一度売ってから現金化して納税しなければならない。しかし、労働者になれば直接現金で支給されるわけで、食料も買えて納税も直接できる現金を稼ぐ会社員は魅力的なわけだ。そういった合理的理由でも仕事が農家からサラリーマンに代わっていったとも言えるだろう。しかも米の生産は量が多いために豊作であればあるほど、米価格が暴落して生活費はおろか納税額も大変な有様だ。
 そう考えると納税に使う物によって、世の中はがらりと変わってしまうのがわかる。もしも納税を純金でしろとなったら金鉱山労働が人気になるかも知れない。石油で納税しろとなったら石油輸入業が人気になるかも知れない。
 まあそんなわけでお金という物の存在が生まれたお陰で出来た仕事もあるわけで、自分の仕事って本当に意味があるのかと思ってる人もいるだろうが、そういう意味不明な仕事をもお金が生み出したわけだ。中には右の仕事を左の人に渡すだけの仕事をしてる人もいるかもしれない。それもお金があるからある仕事だろう。
 何が言いたいかと言うと気が付くと農家からサラリーマンが仕事になっていったというメカニズムが何となく見えて来たらいいと思う。
 そして、ここからだ。農家からサラリーマンになった時に人々は安定して貰える額としては破格の給料を貰えたわけだ。その為にいつの間にかみんなサラリーマンになってしまった。当然の流れであるが、そろそろサラリーマンから次のタイミングではないだろうか。そんな刺激的だったサラリーマンも最近では魅力なんてものも感じられず、むしろ労働に対して割安な給料しか貰えないように感じるだろう。日本人はサラリーマンから次へ行く時期なのではないかと思う。
 では次とは何か。農家からサラリーマンになったのはお金が生まれた結果だとしたら、サラリーマンが退屈な仕事になったのもお金の結果だろう。次はお金を使う段階なわけだ。お金を使うというのは決して欲しい物を買う事ではない。リターンの無い物へのお金を使うことはすべて無駄使いという事にしよう。正しいお金の使い方はリターンのある物へ支出、要するに投資である。投資家であればお金を使うと言うことは投資であると直感的にわかるだろう。というかそういう脳になってることだろう。投資というお金の使い方を知ることでさらに人は新しいお金の力を知ることになるわけだ。投資先が儲ければそれが自分の所に返ってくる。お金がお金を生んでくる。しかしお金を生んでくる間には様々な会社や社員が介在してるが、結果としてはお金がお金を生んでいるわけだ。
 そんなわけでお金を生み出した人間だが、気が付けばお金が仕事を生み出し、その仕事をして、仕事で得たお金を投資で働かせる。どんどん人の世界がお金に近づいてるように感じるが、これは仕方ないのだろう。お金が紙幣から金貨に変わる変化はあったとしても、きっと人はもうお金という発明からは逃れる事が出来ないだろう。
 もしもお金に代わる経済の中心になるアイデアが出てきたら、人は資本主義から次の段階にいけるのかもしれない。その時は投資と言うものはなくなるだろうけど、投資に代わる新しい何かが生まれるに違いない。

副社長、本部長も採用=約20人に枠拡大―社長公募のユーシン
 ユーシンはすごいなぁ。いやぁ本当に幹部まで公募かよ。

世界の為替取引は1日4兆ドル、東京3位に浮上=BIS調査
 4兆ドルにもなってるのかよ。為替介入は効かないだろうなぁ。100兆ドルでも突っ込まないと。円にすると1京円ということになるのか?ちょっと為替の規模がでかすぎるな。もうコントロールは誰にも出来ないだろう。為替介入で何とかなるとか思ってるのはバカだと思うよ。一日4兆ドルにいくらで向かうわけよ。一瞬流れを変えるくらいじゃないの。そんなことよりもアメリカの株価を上げた方が手っ取り早くドル高になるっての。

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黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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投資法は現物買い推奨
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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