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インストールに電車男、それにバトルロワイアルと下妻物語

朝刊
02 /18 2012
 また結構国産映画DVDを見まくったので、ちょっと書こうかなと。とりあえず、インストール電車男の二本は日本のネットの変化を切り取った作品である。まず、インストールは当時17歳の現役女子高生が文芸賞を受賞して話題になった小説が原作の映画で、今ではなかなか見かけないけど、当時はチャットが盛り上がっていて、エロチャットというのもあり、その世界に小学生に教えられながらも垣間見る女子高生の話である。その女子高生役に上戸彩と神懸かった美少年時代の神木隆之介が小学生役だ。物語的にはそれほど特別な事は無いけど、チャットルームが廃れた現在で見直すとチャット文化やら色々懐かしい風景が見えてくる。やはりこういう時代のワンシーンを切り取った作品は必要だなと思わせてくれる。この映画公開当時に見たら、つまらないんだろうけど、マッキントッシュでチャット女子高生が慣れない手つきでエロチャットやってるという時代を見直すのは面白い。十年くらい経った今ではiPhoneでツイッターなんだから、時代というのは早い。
 インストールが2004年公開なら、電車男はその翌年の2005年公開だ。女子高生がまだパソコンに慣れてなかった次の年には2ちゃんねる発の純愛物語が生まれたわけだ。なんかこう思うとついこの間のように感じるがもう7年も前の話だ。しかもエンディングはオレンジレンジで当時やたらと人気があったのも懐かしい。そういや当時2チャンネルというと犯罪予告ばかりがニュースを賑わしてので、こんな物語の形でメディアに取り上げられるのは新鮮だったような気がする。もう良く憶えてないけど。しかし、映画版の電車男は山田孝之なんだねぇ。最近ではパワー不良のイメージが強くてオタクのイメージなんかまるで無いよね。でもしっかりオタク演じてるのはさすが。
 こんな感じで日本の当時のネットを記録した映画はこれくらいのような気がする。案外少ないけど、マスメディアがネットが嫌いだから仕方ない。正直、2ちゃんねる時代のひろゆきやライブドアなどのITバブル企業のドキュメンタリー映画の二、三本欲しいものだが、そんな気が効いた記録を残さないのが日本だ。さらに当時のネットではネタ日記系個人サイトが盛り上がり、侍魂というサイトが伝説を作った。そこからバーチャルネットアイドル群が生まれたりと色々あったわけだ。懐かしい。
 それから、下妻物語を初めて観たけど、これかなり面白かった。評判が良いのは知ってたけど、なかなか観る機会が無かったけど、ここから土屋アンナが評価されたのかと思うと、確かにスゴい演技だった。というかあれは演技なのか素じゃないのかと思ったり。観たことも無かったり、知りもしなかったなんて人は情報を入れずに観た方がきっといいよ。かなり面白いから。
 バトル・ロワイアルというのも懐かしいけど、それもそのはず公開は2000年の年末らしい。当時映画が面白かった為に小説を一気読みしたのも懐かしい。しかし、この映画からもう12年経つわけだけど、この映画の出演者は今では有名俳優ばかりになってる。主要な面子に原竜也、前田亜季、山本太郎、安藤政信、ビートたけしと今では豪華な面子だけど、さらにどんどん殺されるクラスメートには柴咲コウ、栗山千明、塚本高史、高岡蒼甫となんか超豪華。栗山千明はこれがきっかけでキル・ビルに出たのだから、重要な作品なわけだ。2000年代前半時代の日本映画はなかなか時代の変わり目という事もあって、見直してみると面白いもんだ。BR法って結構今の日本の官僚だと考えそうで怖いよなぁ。

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
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2007年8月31日開設
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