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色々あった前橋の風景

風景
10 /20 2014
信子「なんか死んだ街と言われた前橋が賑やかよ」
益利「ほう」
信子「土曜にけやきウォークでEガールズのDreamってユニットが来てたみたいだし」
益利「みたいって、野次馬のお前がスルーとは珍しいな」
信子「あたしは前橋文学館で朗読会があったから、そっちに顔出してたの。萩原朔太郎の朗読会ってなかなか面白かった。悪くないもんね。それに朔太郎の作曲したマンドリンの曲も聴けたけど、案外作曲家としてもいい才能持ってたように感じたわ」
益利「朔太郎とマンドリンは切っても切れない関係だしな。確かにそういう知識はあっても聴いたことないな。朔太郎のマンドリン曲」
信子「あと驚いたのは前橋オクトーバーフェスト2014よ。中央通りの広場でやってたんだけど、あの保守的な前橋市民が土日の昼間っからビール飲んでるの!ちょっと前橋に活気が戻った感じ。あれはいいイベントだわ。正気だとさめてケチな前橋市民も酒飲めば財布もゆるむってことね。外国のビールと色んな肉料理があって、面白かった。まあ、あたしは車だったから、ビールは飲めなかったけど肉料理は結構食べてみたの。おいしかった。ああ、ビール飲みながら食べたかったなぁ」
益利「そうか。あの前橋でもビールのイベントなら盛況なのか。これは一つのヒントになるかもな。日本人に似たまじめな工業国のドイツもビールが重要だし。やはり景気盛り返すにはビールなんじゃないだろうか。それも昼間のオープンなイベントで。人が集まってビール飲んで肉食ったら、音楽とかも必要だろ?そうすれば音楽やってる人達も必要だし」
信子「ステージでアマチュアな人達が色んな踊りをやってたね。日曜は席がほとんど埋まってたし、あんなに日曜に閑散とした前橋にあんなに人が集まって、お金使ってるのを久しぶりに見た気がするわ。それにお肉おいしかったし!」
益利「人は正気だと金なんか使わないからな。ほろ酔いと顔なじみがいれば金を使うもんだ。もう毎週やればいいのに」
信子「採算とかどうなのかわからないけどね」
益利「採算なんか始めから期待しても仕方ないだろ。それより人を集めることだ。人が集まれば、自然と人がさらに集まってくる。なんだかんだで人は寂しがり屋だし、人が集まってるところには顔を出したくなるもんだ。柄の悪い人が多いところにはいかないけど、そこは普通に人ばっかだろ?」
信子「老若男女集まってたけど、本当に見事なくらい普通の前橋市民が集まってた。なんかあの人数の前橋市民を見るのは久しぶりかも」
益利「街コンとかって、結構参加費も高かったり、なんか参入条件が若い人でないといけない感じするし、夜がメインだったりと、実は高齢化時代かつ土日は昼間が暇で退屈だ。それが昼間っから酒が飲めて、柄の悪くない人が集まってるところなんて最高じゃないか。ビールイベントはいいかもな」
信子「まあ、週ごとに違う街でやるといいかもね。土日はビールイベントで街をはしごなんてのもいいし、金曜の夜は飲んで帰らず、土曜の朝からそっちでビールを飲むなんてのがトレンドになったりして」
益利「前橋の寂れ方と前橋市民の公務員気質は群馬でも特殊だからな。あそこが盛り上がるってイベントなら他で試す価値はある。なんかもう地方は夜をぶらぶらする空気でもないしな。昼間のイベントで活路ってのが正解かもな」
信子「なんか久しぶりに手応えを感じたイベントだったわ。次回もあれくらいの盛り上がりを見せたら、多分正解ってことになるだろうね。ああ、それにしてもビール飲みたかったなぁ」
益利「昼間のイベントが盛り上がれば、バスの需要も増えるだろうなぁ。日が暮れた頃にバスに乗って帰ってくる。なんか健康的だな」
信子「逆に夜に外で酒を飲む習慣が無いから、違和感も感じないけどね」
益利「地方の最近の若い子は特にそうかもな。家飲みが主流だし、車に乗れないから飲めない。代行使うと飲み代抑えても意味ないしなぁ」
信子「代行使うくらいなら飲まないね」
益利「自転車も飲酒運転だっけ。飲みづらいなぁ」
信子「あ!そうか。自転車もアウトか。次のイベントあっても飲めないの~!誰かあたしをビールイベントに連れって」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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2007年8月31日開設
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