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チェキカメラの風景

風景
01 /19 2015
信子「あ、やばい。これ面白いわぁ」
益利「なんだそのおもちゃみたいな、あ~、カメラかそれ?今時デカくね?」
信子「チェキよ。チェキカメラinstax mini8っておもちゃカメラ」
益利「カメラをあえて買うとは。しかもデカいし」
信子「そりゃデカいわよ。これインスタントカメラなんだから。ただ写真サイズは名刺くらいかな?」
益利「インスタントカメラっていうとポラロイドみたいなやつか」
信子「ポラロイドは社名だけどね。その名前で想像できるやつよ」
益利「へえ。インスタントカメラって興味あったけど、高いまま買わなかったな。それが今やおもちゃか」
信子「まあ、このサイズの写真ではフィルムというか写真セットはかなり割高ね。一枚80円くらいかな。デジカメのデジタルプリントが20円くらいだっけ?それに比べたら相当割高よね。まあ、本体は一万円以下だし、高性能版でも二万いかないくらいだし」
益利「写真一枚でスナック一袋くらいか。結構するな」
信子「10枚セットのカートリッジが税込み800円くらいね。カートリッジを使い切ったら交換する感じ。なんか銃っぽい」
益利「それで写真はどうなんだ?」
信子「シャッター切ると一枚排出されて真っ白な写真がだんだん色が出てくる昔ながらのインスタント写真ね。案外小さい割に発色はいいし、味わいのある写真になるわね。この感じはデジカメには出ないわ。大きいサイズもあったみたいだけど、あっちは写真が倍の値段になるしデカそうだし、ちょっとねぇ。試すのに一番オーソドックスなのを買ってみた。まあ、シャッタースピードの関係で光は入りすぎるし、暗いところだと光が足りないし、上位機種ならシャッタースピード的にもっと綺麗に撮れるだろうけど、むしろこの不自由さが面白いわ。性能が良いとアナログ感が無くなってデジタルくさくなって、それならデジカメでいいじゃんってなるし、色がちょっと飛んでたり、暗かったりするのは愛嬌ね。そもそもサイズ的にきっちり写真を撮ろうって感じでもないし。このカジュアル感がいいのよ」
益利「どれ見せてみろよ。へえ、結構いい感じの写真だな。なんかこれの方が俺らの世代の写真って感じがする。外の風景とか苦手そうだな、このカメラ」
信子「まあ、キレイに撮りたかったらデジカメでいいんじゃない?それに多分屋内や近い距離の人物撮りに特化してる感じだし。ただこのインスタント写真のポップさは不変ね。この感じはデジカメでは出てないわ。シャレオツな女の子の部屋にはコルクボードにインスタント写真を無造作に貼ってある感じ。それにこのカードサイズがいいわ。撮ったらポケットに入れておけるし、インスタント写真特有の枠部分もデメリットと言うより書き込みが出来るという利点にもなってるし。人物写真撮るにはこのカメラはいいわね」
益利「今の時代デジカメで撮られると何に使われるかわからないしな。インスタント写真ならネガが無いし」
信子「昔は写真を撮られると魂を盗られるなんて噂で嫌がった人もいるのに、現代はネットに上げたられてしまうから嫌がるとか面白いわね。ま、この写真なら撮った相手にすぐにプレゼントなんて事もできるし、コミュニケーションツールとしてもいいわね」
益利「ただ持ち運びにはでかすぎるな」
信子「それにケースなんて付けるとカートリッジの交換の邪魔しそうだし。まあ、面白いおもちゃって事ね」
益利「高性能版だとシャッタースピードの調整とか出来るのか?」
信子「シャッタースピードがもっと早くなったり、かなりシャッター開けたままにも出来るみたいね。このサイズの写真でこだわりたいならそれでもいいけど、まあ、あたしはこれが壊れたら考えるわ。これで写真欲は満たされるし」
益利「スマホでは写真撮れても物理的に写真にするには写真屋で印刷しないとだしな。フィルムカメラとは違ってスマホと住み分けできるわけか」
信子「いっそ書き込む事がメリットなんだから、このバカでかいボディにペンを搭載できるようにして欲しいわ。撮ったらすぐにカメラからペンを出して書き込むとか出来るじゃん」
益利「まあ、確かに。つーか本当にデカイボディだな」
信子「逆にそこがいいのよ。ただ首から吊るすと結構重い」

黒崎銀二

Twitter:Ginji_k
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
ええ、フィクションです。
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福澤桃介と金子直吉の評価の低さを憂う。
2007年8月31日開設
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